妻はホルモン療法をはじめてから、手足のしびれに悩まされています。

症状改善のためにストレッチをしたり、筋力アップのトレーニングをしたり。


そんな妻の体調をなんとかしたい。

ホルモン療法の副作用を軽減するための情報を集めていたら面白い記事を見つけました。

今回は、その記事にあった乳がんの再発リスクを予測できるツールをやってみた結果についてお伝えします。



◆ホルモン療法の副作用に関する記事とは?
医学ライターの中西美荷さんが書いた記事。


第28回日本乳癌学会での名古屋市立大学大学院医学研究科の近藤直人医師のお話を記事にしたものです。

詳細は中西さんの記事をお読みいただきたいのですが、ホルモン療法によって乳がんの再発リスクは約50%抑制できると近藤医師は言います。

しかし、もともと再発リスクが低い人は、リスクが半分になったとしても大きな影響はないとも言っています。

たとえば再発リスクが40%ならリスクが半分になると20%になりますが、4%だったら2%になるだけ。

たったの2%しか変わりません。

だから、ホルモン療法によってどれくらいのリスク低減効果があるかを知っておくことは重要なこと。

ご親切なことに、この記事には乳がんの再発リスクを予測できるツールも紹介されていました。

リスクを知るのはちょっと怖い気もしたのですが、妻もやってみたいと言ってくれたのでやってみました。



◆乳がんの再発リスクを予測できるツールをやってみた
中西さんの記事で紹介されていたツールは、

 「predict breast cancer」

英語で書かれたツールです。

日本語版がないので辞書を片手になんとかやり遂げました。


入力した回答によっては追加質問がありますので、状況によって質問内容は若干異なります。

ちなみに、質問と妻の回答は以下の通りです。


①非浸潤性乳管がん(DCIS)または非浸潤性小葉がん(LCIS)だけか?
  ⇒ No

②がんと診断された年齢は?
  ⇒ ここでは非公開でお願います

③閉経後か?
  ⇒ No

④エストロゲン受容体(ホルモン受容体)陽性か?
  ⇒ 陽性

⑤HER2陽性か?
  ⇒ 陽性

⑥Ki-67は陽性か(10%以上なら陽性)?
  ⇒ 陽性

⑦腫瘍の大きさは(複数ある場合は1番大きいサイズ)?
  ⇒ 21 mm

⑧腫瘍悪性度:組織学的悪性度(核異型度)は?
  ⇒ レベル2

⑨発見のきっかけは? 検査? 症状?
  ⇒ 症状

⑩陽性リンパ節の数は?
  ⇒ 2

⑪ホルモン療法の実施予定期間は?
  ⇒ 10年

⑫ホルモン療法をやり始めて5年以上か?
  ⇒ No

⑬化学療法は第何世代?
  ⇒ 第2世代

⑭トラスツズマブの投与は?
  ⇒ Yes



◆気になる結果は?
上のデータを入力し、何年後の生存率を知りたいかを入力すると、それらのデータにもとづく生存率が表示されます。

⑪の質問のホルモン療法の実施予定期間を “なし” や “5年” に変えてみたり、

何年後の生存率かの年数を変えてみたりした結果、以下のような表ができました。
生存率予測結果
ちなみに、表は私が作成したもので、予測ツールで自動的に出てくるわけではありません。


この結果から、ホルモン療法をした方がいいことは理解できました。

しかし、ホルモン療法を5年で止めた場合と、10年続けた場合ではそれほど差が見られません

この結果を見る限り、ホルモン療法を5年やりさえすれば、あとは副作用の辛さによっては中止するという選択もアリのような気がします。

もちろん、医師に相談の上ですけど。


こうやって見ることで、ホルモン療法の意義を理解できました。

妻も、これなら最低5年は頑張る気になると言ってくれています。



中西さんの記事には、ほかにもいろいろ有用な情報がありました。

・タモキシフェンは20㎎を1日1回でも、10㎎を1日2回でも有効性に差はないが、副作用は10㎎を2回の方が若干少ない

関節痛には鎮痛剤が有用

など。

ホルモン療法による副作用を軽減する方法については、いろいろと検討されているんですね。

今後、妻の副作用がさらに辛くなったとき、今回調べたことをベースに医師に相談したいと思います。


今回の記事が、みなさんの参考になれば幸いです。


それではまた。


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